■忠さんの開発奮闘記！ FORZA Si編
FORZA Si開発奮闘記 序章
★ノーマルで乗ってみて何を感じるか。★
いやぁ〜 久しぶりだなぁ〜〜！
ビッグスクーターFORZAの新型『FORZA Si』が、我が社社にやって来た。
フロントマスクはちょっとマジェスティーに似てるかな？
後ろのサイドがBMW？
いずれにせよ、結構カッコイイし快適そうだ。
何でも良いから早くマフラーを出してくれってsp忠男のFunから無茶なメールがガンガン入る。
・・・ そうはいかない！
とりあえず、ノーマルで乗ってみて何を感じるか。開発はそこから始まる。
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の壱
★すっごい完成度だ。★
FORZA Siに実際に乗ってみた。
へぇ〜！
最新のスクーターはこんなに速いんだぁ。
今までのスクーターは結構中速域にパワーの落ち込みがあったり
特性上何らかのウィークポイントがあったので、そこを解決するだけでも喜ばれたけど、このマシンにはそんなところは全くない。
きも〜ちよく、一直線にふけ上がる。すっごい完成度だ。
高速走行もこれまたすごい、たぶん、今までのスクーターに比較しても最高速で5~7Km/hは速いと思う
追い越し車線から楽に前走車を抜去ることができるんだ！
いやぁ〜まいった。
こいつのマフラー開発はかなり手強いぞ。
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の二
★『POWER BOX』のパイプそのままじゃん！★
先日行った山中湖のキャンペーンで
「パワーがあがって速くなるのは嬉しいけど、ノーマルより音が大きくなるのは嫌なんだ」
そんなことを言うライダーと何人か遭遇した？
時代は変わったもんだ。
もちろん、まだまだオートバイは音を楽しむ乗り物だと思っているライダーの方が大方を締めていると思う。
だけど待てよ！
それって、最近うちの開発チームが夢中になって開発しているあれ、
そう、『POWER BOX』のパイプそのままじゃん！
あれなら想いっきり走りを速くパワフルに “気持ちィー！” 状態に出来て、
音質は若干変化するものの、音量はノーマルのままだ。
そうか、おもしろくなってきたぞ。
お〜い！ FORZA Si用に大至急『POWER BOX パイプ』を開発してくれ！
加速の立ち上がりが思いっきり元気になって、しかも高速もうんと，伸びていくそんな特性で一つたのむぜ！
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の三
★特性の変化を探ろうって訳か。★
速いな！もう、出来たのか！？
なるほど、ノーマルのエキパイにボックスをプラスして
特性の変化を探ろうって訳か。
それはいい！
テストが楽しみだ！
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の四
★もっと出だしの加速は欲しいし、高速の伸びもほしい。★
いやぁ〜結構、面白い！
大体うちのスタッフが、この『POWER BOX パイプ』の開発に燃える理由は
一般のマフラーと違って音やデザインでごまかせない。
純粋に性能だけを評価してもらえることがとっても嬉しいって言うんだ。
“気持ちィー走り！” が俺たちの生みだす製品の売りだから当然だよな。
だけどなんだなぁ。
確かにに性能が変わっておもしろいことはおもしろいが、俺はもっと出だしの加速は欲しいし、高速の伸びもほしい。
この矛盾した要望をクリアすることは出来るのかなぁ？
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の伍
★みごとなパワーラインだ！★
パイプの太さを変え、長さを変え、少し変わった。
ボックスのジョイントパイプを変え，ボックスの容量も変え、また少し変わった。
そして◯◯◯を変え ◯◯◯◯◯をとって、◯◯◯◯を追加した。
とても気の遠くなるような作業を繰り返し、何とか性能を希望どおりに合わせてきた。
みごとなパワーラインだ！
さて、走りはどうかな？
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の六
★無理に出したパワーって感じではなく★
すっごいことになった！
とてもスクーターとは思えない。
速い・・・
しかも、無理に出したパワーって感じではなく、余裕で速い！
わずかなアクセルワークでグイグイ加速をしていくんだ。
これによる快感と安心感といったら他にはない。
いいぞ、いいぞ、気持ちイー！
ライコ埼玉店 ライコ東雲店 ナップス横浜店 ナップス幸浦店 SP忠男上野店 ラフ＆ロード横浜店にて
初回ロッドを納入させていただきました。
¥18,000-(税抜き)で販売開始です。
興味のある方はお問い合わせください。
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の七
★パワーボックスFulを本気で開発するか！★
パワーボックスパイプは最高の性能を引き出して製品化となった。
めでたしめでたし！
続いて、パワーボックスパイプを使ったフルエキゾーストをどうしても出してくれって、
FUNからのメールや電話がガンガン届いている
よ〜し、そこまで言ってくれるなら、
このパイプに組み合わせた最高のサイレンサーを作って
パワーボックスFulを本気で開発するか！
忠
FORZA Si開発奮闘記 其の八
★パワーボックスFulを本気で開発するか！★
折角ビッグスクータ用に『POWER BOX フル』という
Newアイテムを立ち上げるんだから 新しいデザインがいいと思い、
MOTO GPイメージのメガホンで作ってみたんだ、
そうしたら、サイレンサーが短くて全く走らない。
パワーがないんだ。
しかも、音がうるさくて政府認証は全く通らない困ったぞ！
・・・・。
そんな事で悩んでいたら、開発スタッフがこのマフラーをいじくり回して
何とかパワーとサウンドに帳尻を合わせてきたんだ！
それは、何と！ボックス二つをくっつけて、絶妙なバランスで仕上げたダブルパワーボックス構造だ。
忠
その他にも開発中マフラーの奮闘記が満載！忠さんの開発奮闘記ブログはこちらです。
|
